少しでもためになる健診を目指して
ほとんどの方が健診を受けています。
忙しい仕事の合間を見つけて受けています。
健診は病気がないかどうかをチェックするだけではなく、
未病対策の指導も充実させたいと考えています。
通常の健診では、結果中心で未病対策の指導は積極的にされていません。
例えば
〇 腹八分にしましょう。
〇 夜遅く食べないようにしましょう。
〇 油物の取りすぎに注意しましょう。
〇 運動しましょう。
〇 睡眠は十分とりましょう。
というような抽象的なアドバイスです。
実行できれば相当健康になりますが、難しく、大まかすぎて実行する気になりません。
ほとんどの方には響かない指導です。
当院では 、たとえば食事ついては
「低糖質、高たんぱく食」を中心にどういう食事したらいいのか、
食事の回数、一人暮らしなのか、食事の時間帯など
をお聞きしてアドバイスしています。
また、病気とは思っていなくても、気になる症状はないかどうか
もお聞きしています。
例えば冷え症、肩こりなど、あきらめている症状です。
生活習慣、ストレスの程度、栄養不足の有無、
をお聞きしてアドバイスするのが、役に立つ本当の健診のあるべき姿です。
一次健診で検査結果に異常があったとします。
二次健診を勧められても患者さんは「また検査か」と思い、ゆううつで、心配
になります。そのため仕事の忙しさもあって受診していない方が少なくありません。
受けてよかった、ためになったという健診にするために当院では工夫しています。
イムズビル3階に調剤薬局さんが2月15日にオープン
当クリニックがあるイムズビル3階に調剤薬局さんが2月15日にオープンしました!さかきばら薬局さんです。
この薬局さんはただの薬局さんではありません。
薬膳カフェ「九州庵」を併設しています。
このお店の料理は、
薬剤師さん、管理栄養士さん、検査技師さんが
作っており、メニューも材料も考え、選び抜いた方々が自ら作っています。
有資格の専門家がチームを組んで、体にいい食事を提供するお店があることに
びっくしました。
食べると体がポカポカして体にしみ込むのがわかりました。
体にいい食べ物はこころもぽかぽかしてきます。
お昼に何食べていいかわからない、時間がないからおにぎりだけという方は、
自分のために時間を取って、細胞が喜ぶお昼ご飯を取ってあげてください。
症例2:うつ病の患者さん
症例2:うつ病の患者さん
58歳女性 (2017年11月17日初診)
義母の介護、
娘さんの統合失調症、
ご主人の大学進学に伴う経済的負担 が原因で
うつ病となり、抗うつ薬や睡眠薬、胃腸薬を服用してきたが改善しないため受診。
- 11月21日 初回カウンセリング
「ここ10年で家族にいろんなことが起こった。」と相談に来られた時は、表情も硬く、
緊張した様子。病気の義母の介護生活に始まり、自営業の夫が通信制の大学、大学院
まで進学したことで、自営の仕事に身が入らなくなり、予想以上に学費がかかったため
家計が苦しくなり、夫と不仲になった。
中学からのいじめをきっかけに娘は統合失調症になった。幻聴がひどく、引きこもりに
なってしまった。
色んな事が重なりそう、本人もうつになってしまった。
眠れない、気分が落ち込む、つらい・・・
- 11月30日 2回目のカウンセリング
両親は早くに亡くなり、両親と過ごした時間よりも長く生きているので、
今さらわだかまりは消えないと思っていたが、2回目のカウンセリングで、
わだかまりは消え心が軽くなった。落ち込むことも少なくなり、霧が晴れたような
感覚。
過去の事が悪いことではなかったと気づけた。
家族は『活力が出てきた』と喜んでくれた。
表情がとても明るく、初診の時と明らかに違う。
- 12月5日 3回目のカウンセリング
ご本人は両親への愛と感謝を言葉にすることができたことを驚き、
さらに心が軽くなった。こんなに短期間で症状が改善していく様子に、
ご本人も驚いている。
娘さんはもちろんカウンセリングは受けていないが、母がカウンセリングを
受けるようになってから精神状態がさらに安定し、英会話スクールに通い始めた。
- 12月12日 4回目のカウンセリング
朝起きてからのゆううつ感がなくなった。
自分が変化することで、娘が変わってきた。
娘の妄想が減ってきた。
- 12月19日 5回目のカウンセリング
何が起きても気持ちの切り替えができるようになった。
ワークは日々の生活に取り入れている。
表情や雰囲気が、受診するたびに変化している。
終始笑顔で、会話もはずむ。
- 2月8日 7回目のカウンセリング
夫からは、
「おまえのおかげで自分も変化しているからありがたい!」と喜ばれる。
「今日は(カウンセリング)どうだった?」と聞いてくれる。
娘は、
英会話スクールも通い、さらに小説まで書き始めた。
「お母さん、文章の構成はどう?」」と相談してくれるようになった。
ご本人の家族に対する見方が変わることで過去の記憶が変わった。
そして家族に対して感謝の気持ちにあふれ、それが表情や言葉に自然に出るように
なった。そのため、直接カウンセリング受けていない夫、娘もいい方向に変化した。
以上の経過で2月14日カウンセリングは終了した。
YSメソッドがラジオで紹介されました。
2月18日イムズビル紀伊国屋書店でトークショーを開催します!!
2月18日にイムズビル4階にある紀伊國屋書店でトークショーを開催します。
紀伊國屋書店さんのご協力を頂いて、
YSこころのクリニック宮島賢也先生といっしょに
「うつ」症状から抜け出すためにできることを
お話しできればと思います。
宮島先生が1月末に大変興味深い本を出版されました。
読みやすくて実践しやすくていい本です!
トークショーは1回約1時間のお話を1日3回計画しております。
熊澤もがんばります。
みなさん是非ご参加ください。
『うつヌケ』著者として有名な田中圭一さんが
うつトンネルを抜けるきっかけとなった、
『自分の「うつ」を治した精神科医の方法』の著者である宮島ドクターと
心と体のトータルケアを目指して診療の他、食生活アドバイスなどを行い
天神の保健室として患者さんに絶大な信頼を得ている熊澤ドクター。
二つのクリニックのドクターがうつヌケ方法を伝授します。
【概要】
日時:2018年2月18日(日)
①11:00~12:00
②13:00~14:00
③15:00~16:00
定員:整理券配布は各回先着20名様
会場:紀伊國屋書店天神イムズ店内特設会場
※整理券をお持ちでない方も立ち見でご参加いただけます。
申込み方法:事前に店頭またはお電話(092-717-5871)にて承ります。
【お問い合わせ先】
紀伊國屋書店天神イムズ店 (092-717-5871)
営業時間:10:00~20:00
理想のクリニックを目指して 石川県の浦田クリニック
YSくまざわクリニックは理想のクリニックを目指し歩き始めたばかりです。
石川県に20年以上進んだクリニックが実在します。
浦田クリニックです。ケア、癒しの空間です。
昨年見学に行きました。えっ!ここ、何?!
施設の規模がすごい。行くだけで気分がいい。元気になる。
健康のための治療がすべてがそろっている。
運動、食事、自由診療、保険治療、人間ドック、アロマなど。。。。
見学に行くと、診察待合室の隣がガラス張りの大きいプール、
そこに70歳以上の男女の方々が水着来てエクササイズをしている。
ジムに行くと、20歳代の方と80歳くらいの方がとなりに並んで自分の
メニューを黙々とこなしている。
カルチャーショックでした。
アロマのセラピー室や徹底した食事療法に基づくレストランもありました。
ここに住みたい!と県外から移住者がいました。
間違いなく健康で長生きします。
浦田哲郎先生のお話もお聞きすることができました。
すごい熱意とボランティア精神。人間じゃないような存在感。
YSくまざわクリニックには、安心してお勧めできるメンタル治療、YSメソッド
があります。
これを基盤にして浦田クリニックに近づけるよう精進していきます。
是非、浦田クリニックのHPを見てください!!