インフルエンザについて
今年はワクチンの供給が追いつかず、予防接種をご希望されていた患者様には大変ご迷
惑をおかけしました。中には今年はあきらめてしまった方も多いのではと思います。
インフルエンザ予防接種の目的は2つあります。
① インフルエンザに罹っても症状が軽くて済む。
② インフルエンザに罹っても集団感染力が弱くなる。
ですので、罹らないわけではありません。
では、罹らないようにするにはどうですればいいか?
1.十分な栄養
2.十分な睡眠、休息
3.手洗い、うがい、マスク着用
3.は実践的だが1.2.はよくわかるようなわからないような・・・・
1.⇒糖質を控えめにする。腹8分にする。食べ過ぎた翌日は1食抜く。
無理して食べないようにして胃腸、肝臓を休める。など。運動も大切でしょう。
2.⇒仕事は簡単には休めない方が多いですね。なかなか難しいです。
寝るときはできるだけお部屋をできるだけ真っ暗にして眠れるホルモン
「メラトニン」がたくさん分泌されるように工夫しましょう。外国の高級ホテルでは、
より質の高い睡眠を提供するために、エアコンのランプやテレビの電源ランプや画面を
隠すサービスがあるくらいです。
もう一つ付け加えるとと、
免疫力をUPし予防するためには、
ビタミンC1日2g以上、またはそのとき1回2g摂取
ビタミンCはウイルス、細菌に対して効果があります。
ビタミンCを1日2g以上摂取することをお勧めします。
予防でなくても、風邪の前兆があれば早めに1g以上摂取することが大切です。
ビタミンC2gを食品で摂取ることは不可能なのでサプリメントを使いましょう。
ビタミンD1日1000単位~4000単位摂取
ビタミンDはインフルエンザの予防効果があることが知られています。
紫外線を1日20分程度浴びると1日に必要なビタミンDを皮膚で合成する
ことができます。
ガラス越しで日光を浴びてもビタミンDは作られませんので、直射日光を浴びることが
難しい場合、皮膚のトラブルを気にして直射日光を避けている方、天気が悪い日では
体内で十分なビタミンDを合成することができません。
そんな場合にサプリメントでビタミンDを補給するのがいいでしょう。
インフルエンザ流行する時期は割り切って数か月服用するのもいいと思います。