少しでもためになる健診を目指して
ほとんどの方が健診を受けています。
忙しい仕事の合間を見つけて受けています。
健診は病気がないかどうかをチェックするだけではなく、
未病対策の指導も充実させたいと考えています。
通常の健診では、結果中心で未病対策の指導は積極的にされていません。
例えば
〇 腹八分にしましょう。
〇 夜遅く食べないようにしましょう。
〇 油物の取りすぎに注意しましょう。
〇 運動しましょう。
〇 睡眠は十分とりましょう。
というような抽象的なアドバイスです。
実行できれば相当健康になりますが、難しく、大まかすぎて実行する気になりません。
ほとんどの方には響かない指導です。
当院では 、たとえば食事ついては
「低糖質、高たんぱく食」を中心にどういう食事したらいいのか、
食事の回数、一人暮らしなのか、食事の時間帯など
をお聞きしてアドバイスしています。
また、病気とは思っていなくても、気になる症状はないかどうか
もお聞きしています。
例えば冷え症、肩こりなど、あきらめている症状です。
生活習慣、ストレスの程度、栄養不足の有無、
をお聞きしてアドバイスするのが、役に立つ本当の健診のあるべき姿です。
一次健診で検査結果に異常があったとします。
二次健診を勧められても患者さんは「また検査か」と思い、ゆううつで、心配
になります。そのため仕事の忙しさもあって受診していない方が少なくありません。
受けてよかった、ためになったという健診にするために当院では工夫しています。