栄養療法 その4 ビタミンE
ビタミンEは、
別名「若返りのビタミン」と言われ、細胞膜がサビないようにして細胞膜の機能を
正常にします。
<働き>
○ 酸素、ビタミン、ミネラルが細胞の中に取り込まれやすくなり細胞の中に
酸素や栄養が届きやすくなります。
○ ビタミンEはビタミンBやビタミンCの効果を強めます。
○ 性ホルモンの分泌を正常化します。
<このような方にお勧めです>
・ストレスに負けないようにしたい
・免疫力をアップしたい。病気を予防したい
・妊活中の方
・高血圧 ・動脈硬化を抑える ・心臓病や脳卒中、血栓症の予防
注 ビタミンEは天然、天然型、合成の3種類ありますが、抗酸化作用があるのは、
天然ビタミンEのみです。
栄養療法その3 ビタミンD
ビタミンDは丈夫な骨をつくるのに必要な他、かぜの予防や癌の予防にも有効と言われています。
ビタミンDは食べ物からも吸収できますが、紫外線を浴びて我々の皮膚でつくることもできます。しかし、紫外線は天候に左右され、皮膚へのダメージを考えると紫外線を定期的に浴びることは現実的には難しいです。
<働き>
○カルシウムの吸収率を3~4倍アップさせるため骨を丈夫にします。
骨はカルシウム、コラーゲン、リン、マグネシウムなどのミネラルが結合したものです。
⇒カルシウム、リン、ビタミンDが足りないと骨の健康は保てません。
<このような方にお勧めです>
〇アレルギー疾患(花粉症、アトピー性皮膚炎、遅延型アレルギー)の治療
〇かぜ、インフルエンザの予防
〇癌(大腸癌、肺癌、乳癌、前立腺癌)の予防
〇リウマチ、多発性硬化症、炎症性腸疾患の治療
〇精神疾患(うつ病、統合失調症、自閉症)の治療 〇認知症の予防
当院のハートケアについて
YSくまざわクリニックのハートケアについて
当院のハートケアにより、心の問題を根本から解決することが可能です。
これは3つの治療で構成されています。
▷ ハートケアの3つの柱
- 食事、栄養療法
現代の食事は炭水化物に偏った食事になりがちで、また化学肥料により作物の栄養価
が下がっていますので、知らないうちに栄養不足になっています。
そのため、何となく不安、イライラする、キレやすいなど感情のコントロールができな
くなりとなり、心の状態が不安定になりやすいのです。
心が安定しやすいように、食事と栄養療法で症状を改善に導きます。
- 漢方による治療
自然の生薬を組み合わせた漢方でストレスを軽減し気力や体力を回復することが可能で
す。患者さんの体質や症状に合わせて処方します。
- YSメソッドによるカウンセリング
YSメソッドの認定を受けたカウンセラーによるカウンセリングです。
傾聴だけのカウンセリングや教えではありませんのでご安心ください。
▷ 当院のメディカルカウンセリングについて
東京にあります「YSこころのクリニック」(院長宮島賢也先生)と同じYSメソッドによるカウンセリングを行っており、カリキュラム内容もほぼ同じです。
▷ハートケアカウンセリングのスケジュール
病状が寛解することが目標ですので、基本コースは、3か月コース(Cコース)です。
保険が効かない自由診療であり、寛解するためには時間と費用がかかりますので、
料金表でご確認下さい。
また体験コースや1回だけのカウンセリングもございますので、初回相談でご相談下さ
い。
▷ YSメソッドを導入している理由
YSメソッドは「心の専門家」である佐藤康行氏が開発した「心の病気を根本から治す」
カウンセリング方法です。YSはSatou Yasuyukiのイニシャルです。
うつ病の患者さんがYSメソッドによるカウンセリングを90日間受けられたところ、
90.9%の方が完解し、1年後の再発がたったの2.3%というという驚くべき結果
が出たからです。
栄養療法 その2 ビタミンC
ビタミンCはストレスの多い方はまず不足しています。
また喫煙されている方も摂取をお勧めします。
朝起きても疲れがとれていない、倦怠感がある方などビタミンCの
定期的な摂取を是非試してみてください。
<働き> 免疫を高め、ストレスに対応するために必要なビタミン
○ストレスを緩和する
ストレスに対処するために必要なステロイドホルモンの生成を高めます。
○コラーゲン生成を促進する
肌のハリや弾力を保つ、骨、関節、血管、粘膜を丈夫にします。
○メラニン生成を抑え、シミを予防、改善しまう。
○強い抗酸化作用
体内に発生した活性酸素を除去することで、老化しにくくします。
○抗アレルギー作用、抗炎症作用
花粉症やアトピーなどの症状を軽減します。また傷の治りをよくします。
○免疫力を高める。
かぜやウイルスなどの感染症に効果があり疲労の回復を早めます。
○肝臓の酵素の働きを高めることで解毒機能をアップします。
<このような方にお勧めです。>
肌荒れ、かぜをひきやすい、落ち込みやすい、ストレスに負けやすい
栄養療法 その1 ビタミンB群
当院では予防医学、健康管理に栄養療法を行っております。
自由診療になりますので保険は効きません。
今回はビタミンBのお話です。
ビタミンBは8種類ありそれぞれが協力して働くので総合的に服用します。
<このような方にお勧めです。>
- アルコールをよく飲む
- 甘いもの、麺、パンなどの糖質をよく食べる方
- 激しい運動をする、ストレスの多い仕事をする方
<ビタミンB1>
体内でエネルギーを作るための最重要ビタミン。疲労回復を促進します。
<ビタミンB2>
脂肪を燃焼させるほか、粘膜や皮膚の代謝を正常化するため、
お肌、のど、気管支、目を丈夫にします。
<ナイアシン(ビタミンB3)>
精神を安定させるセロトニンをつくるのに必要で幻聴や幻覚を抑えます。
統合失調などの精神疾患に必須のビタミンです。
アルコールの代謝にも必要です。
ストレスを緩和し、髪や肌を美しく保ちます。傷の治りを早めます。
<ビタミンB6>
神経伝達物質の生成に必要であるため、精神状態の改善に効果があります。
皮膚の健康を保ちます。
<ビオチン(ビタミンB7)>
皮膚や粘膜に作用し美肌効果があります。白髪にも効果が期待できます。
<葉酸(ビタミンB9)>
胎児の正常な発育や貧血予防に働きます。
<ビタミンB12>
細胞の主要成分であり生命の維持には欠かせない核酸の生合成に関係しています。
造血作用に非常に重要なビタミンで、神経系を正常に保ちます。
当院おススメの注射、点滴(自由診療で保険が効きません。)
いろんな注射、点滴があり、自分にはどれがいいのかわからないというご質問が
多くなり、分かりづらくてすいません。
↓ これもわかりにくいという方がいますが、参考にして頂ければ幸いです。
カルシウムと骨粗鬆症について
「カルシウムを摂取することは健康に必要な事」とみなさん理解されていると
思います。
骨粗鬆症の患者さんにカルシウムの摂取をお勧めしていましたが、
骨が丈夫になったとか、骨粗鬆症の予防につながっていると実感したことは
一度もありませんでした。
そもそも、カルシウムの濃度は副甲状腺(上皮小体)という内分泌器官で調整されて
います。
このホルモンは、破骨細胞を活性化し骨芽細胞を抑制することによって、
骨吸収を促進し、その結果、骨からカルシウムとリン酸が血液中に放出されます。
そして腎臓でのカルシウムの再吸収を促進し、リン酸を尿中に排出します。
つまり、
リンの多い食事を摂ると、
リンの血中濃度が上昇し、これを尿中に排泄しようと
副甲状腺ホルモンの分泌が促進されます。
これにより骨からカルシウムが溶け出してしまうため、これが継続されると
骨密度が低下します。
結論は、
骨密度の低下の原因は、
「カルシウム不足」ではなく、「リンの過剰摂取」が問題の一つである。
重要なのは、
カルシウムを多く摂取することではなく、
骨からカルシウムが失われるのを防ぐことです。
もちろんそれだけではありません。
運動不足、
マグネシウム不足、
ビタミンD不足、
タンパク質摂取不足、
女性ホルモンの低下
もあげられます。