院長がハートケアカウンセリングと出会ったきっかけについて
自分の子供が中学1年のある日、自転車で転び、頭をぶつけて帰ってきました。
頭は軽症でしたが、言動が幼くなっており、中学に入学してからの2か月間の記憶だけ
が完全になくなっていることに気づきました。小学6年生の記憶もまだらでした。
脳出血?後遺症?
翌日MRI検査や脳神経外科医の診察を依頼し、、、あせりました。
結果は異常なし、原因不明でした。
友達や担任の顔を忘れ、思い出せないのに、周りは自分のことを知っている。
このことがきっかけで息子は学校に行けなくなりました。
そのうち行けるようになるだろう。親は楽観的でした。
しかし、1週間、1か月、2か月、半年、1年・・・・・
担任教師、スクールカウンセラーに相談しても積極的な提案はなく、息子の学校に対す
る不安は逆にひどくなっていきました。
友人に会うことを避け、外出もしなくなりました。
息子に対して「なんで学校に行けないのだろう?」「勉強が遅れたら大変
だ。」「いい大学に行けなくなるぞ。」というあせり、不安、不満を息子にぶつけ
言い争いをするようになりました。
それから1年が経過したころ、YSメソッドによるカウンセリングと出会いました。
子供の記憶がなくなったのは頭を打撲したことが根本原因ではなく、中学受験のストレ
ス、親の過度の期待、おしつけが原因であったことがわかりました。
それから私の見方が変わり、そのままの息子でいいのだと思えるようになりました。
それから息子は変わり始め、現在高校に通学し中学時代の分まで
満喫しています。
このカウンセリングを福岡の困っている方々に広めみんなを元気にしたい!と
思うようになりクリニックを開業する決心をしました。